毎年7月下旬に行われる野木の一大イベント「ひまわりフェスティバル」会場で約20万本のひまわりが咲く予定で、例年好評をいただいている「ひまわり大迷路」や「歌謡ショー」「物産展」「子ども向けショー」など家族揃って楽しめるイベントを計画しています。
真夏の青空に向かって満開に咲くひまわりをあなたも見に訪れてみませんか?
野木町のお祭り
野渡の地に野渡の地に古くから伝承されている獅子舞は、県下に広く分布する関白流を名乗る一人立三匹の風流系関東型の獅子舞で、前座に棒使いが出ます。この舞の特色は、棒の演者と獅子の踊り子が全て子供であるという所にあります。
太々神楽とは、野木神社の例祭に奉納される神楽のことで、町の無形文化財に指定されています。12座あった舞のうち、翁の舞や天狗の舞など、11座のみが伝えられていました。
しかし、100年ほど前から行われていなかった5行の舞が、小山市の神社で行われているものを基に平成11年に復活奉納されるようになり、本来の12座が復活しました。
舞子は地元の小学生の女の子で、白い上衣に赤の袴・上に千早という被布を着て、頭には金に輝く冠をのせ、右手に幣束・左手に鈴を持ち、舞い踊ります。行の舞の五行とは、5人の神をあらわしているといわれています。
野木神社で毎年12月3日に行われるこの祭りは、奇祭といわれる御帰社祭りです。鎌倉時代に源頼朝が神田と神馬が献上されたときに、御出社祭りや御帰社祭りが始まりました。
12月3日の御帰社祭りは神領寒川郡の迫間田・寒川・中里・鏡・小袋・井岡・網戸・下河原田の8か村を巡り歩く祭りで、俗に「提灯もみ」とか「七郷まわり」と呼ばれています。今ではその規模も小さくなり、野木神社周辺と野渡地区に限られています。
この祭りは奇祭にふさわしく、地元の子どもや若者たちが竹ざおの先に火のついた提灯を掛け声を掛け合いながらぶつけあいます。古くは各郷の裸男が精進吉潔斎し、手に提灯を持ってぶつけ合いながら神霊を迎えたり送ったりしたといわれる伝統の祭りです。
野木町の名所&旧跡
日本の近代化遺産・ホフマン式円形輪窯。かつて野木町の近代産業を支えた旧下野煉化製造会社の工場の一部であり国の重要文化財に指定されている煉瓦窯は「ホフマン式円形輪窯」と呼ばれ、明治23年に作られました。現存するものの中で唯一完全な形を保っている貴重な産業遺物です。
また、120年以上もこの場所に残っている堅牢な建物にちなみ、カップルの関係が長く続くことを祈願するための「恋人の聖地」に選定されています。永く続く絆を結びに、大切な方と野木煉瓦窯に来てみませんか?
●見学:9:00~17:00
●見学料金:高校生以上は100円、高校生未満は無料
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野木町役場の敷地内にある野木町の歴史を知ることができる施設です。縄文時代から現代までの野木町の歴史をつぶさに感じられます。
遺跡場所の地図やその遺跡から発掘された土器、江戸時代の街道絵図などの興味ある資料や生活用品等が沢山あります。野木町の史跡を訪れる前に立ち寄り、全体像を把握してから個々の史跡を訪れてみてはいかがでしょうか?
郷土館はボランティア団体の“野木歴史文化伝承会”により運営されています。
●閲覧時間:9:00~16:00
●休館日:毎週月曜日、国民の祝祭日、年末年始
約1600年前の建立といわれ、二輪草の群生地としても知られています。
江戸時代の文化3年(1806年)火災により焼失しましたが、もともと古河藩主の崇敬も厚く、土井大炊頭利厚(どいおおいのかみとしあつ)の莫大な寄進により文政2年(1819年)現在の社殿が再建されました(社殿と拝殿の2棟が2019年3月に県有形文化財に指定)。
本殿は江戸時代多くの彫工たちが建造物と彫刻を融合させた装飾意匠で、技巧的な彫刻の発展過程を示す寺社建築の一つとして価値も高く、社殿の背面にある大嵌め彫刻は必見です。
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“黒馬繋馬図絵馬”は、江戸後期の代表的絵師である谷文晁(1763~1840)による繋馬図の大絵馬で、野木神社で観ることができる県指定有形文化財です。
本作と同じく金箔地で、よく似たポーズをとる谷文晁筆“白馬繋馬図絵馬”が東京浅草の浅草寺に残されており、好対照をなしております。
(県指定有形文化財 2017年4月指定)
樹齢約1200年の大いちょうは「とちぎの名木100選」に入っています。
垂れ下がった気根の様子から、母乳の出ない人の厚い信仰があります。
鎌倉時代の中期、正元元年(1259年)につくられたもので、県内では最古の部に属しています。
足利尊氏の子孫である足利成氏の墓が満福寺にあります。
応仁の乱後の京都で活躍した連歌師で、古河公方足利政氏に連歌を指導したといわれています。(満福寺)
春になるとソメイヨシノが見事に咲き誇る、野木町随一の花見スポットです。
室町時代の連歌師として、日本の文芸史に名を残した「猪苗代兼載」にちなんで、昭和30年代に植えられました。兼載が特に桜にちなんだ歌を好んで詠み、不朽の名作を残したことから「この寺に桜を植えよう」という声が起こり、名木になるようにとの願いとともに植えられたものです。山門にかかる枝の姿が見事で、見ごたえのある一本に育っています。
明治30年代、栃木県随一の製糸所であった旧新井家製糸所跡地にある新井家。敷地内には、国の登録有形文化財に指定された3つの建築(登録番号 第09-0199~0201号)があり、当時の貴重な道具が展示されています。中でも煉瓦造りの養蚕棟は野木町煉瓦窯で焼かれたレンガのうち、品質検査ではねられた不良煉瓦のみを用いて建造された貴重な建物です。
●電話:0280-55-2107
レンタサイクル「ひまわ輪」を借りることができます。晴れた日には町内をサイクリングしてみてはいかがでしょうか?
●料金:無料
●開場時間:9時~17時(受付は15時まで)
●休日:月曜・年末・年始
栃木、茨城、群馬、埼玉の4県にまたがる広大な遊水池。
2012年にラムサール条約湿地に登録され、動植物が棲む豊かな自然環境が広がっています。
動植物の観察や散策、湖のレジャーが楽しめ、毎年3月にはヨシ焼きが行われています。
南端には「恋人の聖地」に選定されている大きなハート型の池「谷中湖」があります。季節によって様々な表情を見せてくれる最高のウォーキングスポットになっています。
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4月下旬ごろから地方の方が管理する芝桜が咲き誇り、満開時はまるでピンク色の絨毯のような景色を見ることができます。
芝生広場や鯉が棲む池、林の中をゆっくり散歩できる小道があり、一日中のんびりすることができます。ロング滑り台や複合遊具もあり、お子さんと一緒に楽しむことができます。
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気軽に自然散策できる森林で、遊歩道が完備され自然とふれあったりレクリエーション活動の場となっています。
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「露天風呂」や「うたせ湯」など、バラエティ豊かな浴槽があります。
●電話:0280-57-0755
●料金:200円〜500円
●開場時間:10:00~20:00
●休日:火曜、年末年始
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野木の美しい森の中、深い緑に囲まれた広々とした豊かな公園です。野球場やテニスコート・サッカー場の他、多目的広場やドッグランがあります。遊歩道や芝生の広場・休憩もできるベンチやテーブルもあるので、スポーツだけではなく散歩にも適しています。
春には「さくらまつり」が開催されています。
●電話:0280-57-4187
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